スーパーファミコンを当時のカセットで気軽に遊べるようになる「互換機」
この記事ではオススメのスーパーファミコン互換機について紹介します。
ちなみにスーファミの互換機って僕が調べた限りけっこうな数あるんですよ。
なんか種類ありすぎて「結局、どれ買えばええねん」って感じだったのでこの記事ではオススメを3つに絞りました。
レトロゲームが趣味の僕が「互換機に関するネット記事」「レビュー記事」「Youtube」など調べまくった結果、3個まで絞りました。もう絞りに絞った。
互換機って普通に1万円以上するのばっかりなんで失敗したくないじゃないですか。どうせ買うなら不具合とかないちゃんとしたやつ買いたいですもんね。
さて前置きが長くなりましたが、
本記事では「今、スーファミがプレイしたい!」という人のためにオススメ互換機を3つ紹介します。
結論を先に言うと、
僕がオススメするスーファミの互換機は以下の3つ↓
3位:レトロフリーク(SFC用)
2位:16BIT POCKET HDMI
1位:SUPABOY
ちなみに個人的おすすめ1位は「SUPABOY」
contents
そもそも「互換機」ってどういうもの?

そもそも「互換機」とはどういうものなのでしょうか?
一言でいうと、昔のゲームを・昔よりも便利に・遊べる機械です。

めちゃくちゃ抽象的だね。

ちゃんと説明するから。
互換機はライセンス切れのゲーム機を他社が独自で開発したもの

そもそもスーファミってどこの会社が作ってるか知ってる?

任天堂でしょ?常識やん。

まあそうだよね。
じゃあ任天堂以外の会社が「スーファミが遊べるゲーム機」を別で開発して販売するとどうなると思う?

それは・・・権利的にダメなんじゃない?
そうなんです。普通はダメなんです。
当然そこには任天堂の認証・ライセンスが付いて、他社が「真似して作って儲けたろ〜」なんてことができないようになってるわけですね。いわゆる「特許」ってやつです。
ところがこの「特許」
永遠に続く訳ではありません。

ふむふむ。
やはり市場では最新のゲーム機が一番売れます。
メーカーとしても古いゲーム機を売り続けるメリットが薄くなってくる訳ですね。
具体的には2003年にスーファミの生産が終了。
2011年には正式に任天堂が発売する「スーパーファミコン」の特許権が消滅しました。
となるとどうなるか?
当然、世の中にスーファミが出回ることがなくなるわけですね。

生産が終了しているからね。
大して人気のないゲーム機であれば、そのまま市場からも人々の記憶からも消えていくんですが、スーファミレベルの国民的ゲーム機であれば話は別。
令和でもスーファミで遊びたいユーザーはいて、「マリオやりてえ!」「スト2やりてえ!」と思ってるわけです。
そこで登場したのが「互換機」
各メーカーが任天堂とは関係なく独自で開発した「スーファミが遊べるゲーム機」です。

特許が公式に切れているから、他社でも作っちゃってもOK

「互換機」ってなんか違法なイメージあったけど、法的にも問題ないんだね。
今の時代にあえて互換機を買う意味


でもさ、ハードオフとか行けば今でも中古のスーファミとか売ってるじゃん?それを買えばよくない?

気持ちはわかる。
でも互換機には互換機ならではの便利さ・価値もあるんだよ。
確かに、中古店には今でもスーファミの本体が売っています。
状態が良いものであれば今でも問題なく遊ぶことができるのに「あえて互換機を買う理由って何?」と思いますよね。
でもね、互換機には互換機の魅力があるんですよ。
一言でいうと、互換機には純正機にはない性能・機能が備わっているから良いんです。
互換機を買う理由①HDMI接続ができる(画質が綺麗)

互換機にはHDMI出力可能な機種が多いです。
スーファミをはじめレトロゲームは基本的にAV出力(赤白黄のアレ)なので、今のテレビには対応していないことがほとんど。
AV出力には「レトロな味」があるので個人的には好きなんですが、いかんせん古いテレビを用意しないといけないのがネック。
HDMI出力であれば、今のテレビはもちろん、パソコンのモニターでもゲームができちゃうので便利です。
この記事で紹介する機種でいえば、
「16BIT POCKET HDMI」「レトロフリーク(SFC用)」がHDMI出力対応です。

互換機を買うときは「AV出力」か「HDMI出力」かしっかり確認を。
互換機を買う理由②純正機にはない便利機能がある

互換機には純正機にはない機能が備わってたりします。
例えば、「携帯プレイができる」とか「ゲームのデータを吸い出して保存できる」とか。
寝ながらスーファミができたり、カセットなしでゲームができちゃう、なんてことは互換機ならではの価値ですよ。
僕が持っている「SUPABOY」は携帯型で、カセットをぶっ刺して寝ながらスーファミできるんで最高ですよ。
個別記事でレビューもしてます↓
互換機を買う理由③いろいろなハードのソフトが遊べる

互換機には複数のハードのソフトが遊べる機種もあります。
具体的に「レトロフリーク」なんかは、11機種9000タイトル以上のレトロゲームに対応しています。やばいですよね。
「レトロフリーク」は現時点で最強の互換機と呼べるでしょうね。
価格はそれなりにしますが(2万円くらい)、価格相応の価値はあります。
スーパーファミコンの互換機まとめ

では具体的にスーパーファミコンの互換機はどんなものがあるのが紹介します。

商品名 | 参考価格 | 対応機種 | コントローラー | 供給電源 | 映像出力 | 購入する |
![]() SUPABOY オススメ1位 | ¥13,800 | SFC /SNES | 付属なし | USB供給 | AV出力 | Amazon 楽天市場 駿河屋 |
![]() 16BIT POCKET HDMI オススメ2位 | ¥17,380 | SFC /SNES | 付属あり | ACアダプタ | HDMI出力 | Amazon 楽天市場 駿河屋 |
![]() レトロフリーク(SFC用) オススメ3位 | ¥17,490 | SFC /SNES | 付属あり(1個) | USB供給 | HDMI出力 | Amazon 楽天市場 駿河屋 |
![]() レトロコンボ | ¥10,400 | FC/SFC | 付属あり | ACアダプタ | AV出力 | Amazon 楽天市場 駿河屋 |
![]() 16ビットコンパクト | ¥5,455 | SFC | 付属あり | ACアダプタ | S/AV出力 | Amazon 楽天市場 駿河屋 |

- 用語解説
- FC:ファミコン
SFC:スーパーファミコン
SNES:海外版スーファミ
AV出力:赤白黄の端子。現代のテレビに出力不可。画質悪。
HDMI出力:現代のテレビに出力可。画質良。
続いてはそれぞれの「特徴」「良い点」「悪い点」についてまとめました↓
商品名 | 特徴 | 良い点 | 悪い点 |
![]() SUPABOY オススメ1位 | 「スーファミを携帯プレイできる人気機種」 | ・携帯プレイ、テレビ出力どちらもできる ・純正コントローラ接続可 ・画質も音質も良い ・フル充電で10時間駆動 | ・テレビ出力時HDMI不可 ・純正コントローラ接続時やや遅延あり ・本体がでかい(けどSwitchより軽量) |
![]() 16BIT POCKET HDMI オススメ2位 | 「HDMI対応の携帯互換機」 | ・携帯プレイ、テレビ出力どちらもできる ・ワイヤレスコントローラ2個付属 ・HDMIでテレビ出力可能 | ・携帯プレイ時の画質が良くない ・本体がでかくて重い ・「SUPABOY」より高い |
![]() レトロフリーク(SFC用) オススメ3位 | 「機能性、画質とも最強の互換機」 | ・好きな所で中断できる「クイックセーブ機能」 ・MicroSDにゲームをインストールできる ・HDMI出力可能 | ・携帯プレイ不可 |
![]() レトロコンボ | 「FC/SFCが1台で遊べる」 | ・FCとSFCに対応 ・88種類のオリジナルFCゲーム搭載 | ・HDMI出力不可 |
![]() 16ビットコンパクト | 「安くで互換機を手に入れたい人に」 | ・5,000円台で買える | ・HDMI出力不可 |
で、結局どれを買えばいいの?

さて、種類が多すぎて結局どれを買えばいいか分からないあなた。
冒頭でも買いたように、
レトロゲームが趣味の僕がめちゃくちゃ調べまくった結果、オススメ互換機を3つまで絞りました。
↑こちらの3機種。
どれも総合力高くてAmazonなどのレビューも特に評価が高い3機種です。
こちらの3機種はそれぞれ微妙に特徴が異なるので、ここからは「この機種はどんな人にオススメなのか」という点も含めて詳しく解説していきますよ。
スーパーファミコンのオススメ互換機3選
3位:レトロフリーク(SFC用)
機能面、画質とも現時点で最強の互換機
参考価格 | ¥17,000 |
対応機種 | SFC/SNES |
コントローラー | 付属あり |
供給電源 | USB端子 |
映像出力 | HDMI出力 |
良い点 | 悪い点 |
・好きな所で中断できる「クイックセーブ機能」 ・MicroSDにゲームをインストールできる ・HDMI出力可能 | ・携帯プレイ不可 |
現時点で最強なのは間違いなく「レトロフリーク」です。
画質や音質は他の機種より頭一つ抜き出るくらい良いです。
レトロフリーク最大の特徴は、MicroSDにゲームをインストールできる点。
一度インストールしてしまえば、次からはカセット不要でそのままプレイが出来ます。すごい。
ゲーム中好きな所で中断できる「クイックセーブ」など便利機能も充実。
値段はちょっぴり高いですが良い機種であることは間違いないです。
「まあ17,000円くらいなら出せるかな〜」って人でなおかつ「携帯プレイをしなくてもいいよ〜」って人はレトロフリークを買っておけば間違い無いですよ。
ちなみにもっと価格はあがりますが、
スーファミ以外にも11機種9000タイトルと互換性を備えた最強版のレトロフリークもあるので気になる人はそっちもチェックしてみてくださいね。
こんな人にオススメ!
・画質、音質共に”間違いない商品”が欲しい人
・セーブ機能など”多機能さ”を求める人
・携帯プレイをしなくてもいい人
2位:16BIT POCKET HDMI
HDMI対応にも対応した携帯互換機
参考価格 | ¥17,380 |
対応機種 | SFC/SNES |
コントローラー | 付属あり |
供給電源 | ACアダプタ |
映像出力 | HDMI出力 |
良い点 | 悪い点 |
・携帯プレイ、テレビ出力どちらもできる ・ワイヤレスコントローラ2個付属 ・HDMIでテレビ出力可能 | ・携帯プレイ時の画質が良くない ・本体がでかくて重い ・「SUPABOY」より高い |
16BIT POCKET HDMIは「スーファミを寝転がりながらプレイしたいよ〜」って人にオススメの互換機です。
ニンテンドーSwitchみたいな見た目で、本体上部にスーファミのカセットをぶっ刺して遊びます。
ワイヤレスコントローラが2個付属しているので、画面を立てかけてプレイすることも可能。もちろんHDMIでテレビに繋いで遊ぶこともできますよ。
難点は携帯プレイ時の画質が良くない点。
うっすらとぼやけていて画質の面では次で紹介する「Supaboy」の方が優れています。
まあ画質が良くないと言ってもプレイに支障が出るレベルではないので、そこまで画質に神経質じゃない人は問題ないと思います(昔のテレビはもっと画質悪いですからね笑)
あとは本体が結構重いというレビューも多いです。どのくらい重いかというと、Switchよりは重いです。
なので長時間プレイするときには手を休憩させたり、膝に置くスタイルでプレイするとか工夫が必要ですね。
こんな人にオススメ!
・スーファミを携帯プレイしたい人
・AV端子対応テレビを持っていない人
1位:SUPABOY
画質も音質もGOOD!価格もちょうど良い人気機種
価格 | ¥13,800 |
対応機種 | SFC/SNES |
コントローラー | 付属なし |
供給電源 | USB端子 |
映像出力 | AV出力 |
良い点 | 悪い点 |
・携帯プレイ、テレビ出力どちらもできる ・純正コントローラ接続可 ・画質も音質も良い ・フル充電で10時間駆動 | ・テレビ出力時HDMI不可 ・純正コントローラ接続時やや遅延あり ・本体がでかい(けどSwitchより軽量) |
SUPABOYは「スーファミを寝転がってプレイしたいよ〜」って人でなおかつ「なるべく安く抑えたいよ〜」って人にオススメの互換機です。
性能面は前述の16BIT POCKET HDMIと比べても優れていて、遅延もなく音質画質も良い、画面の滲みもなく発色も良い機種です。
コントローラーは付属していませんが、スーファミの純正コントローラをぶっ刺して使うこともできますよ。
見た目はゴツいですが16BIT POCKET HDMIよりも軽量で、なんならSwitchよりも軽いです。長時間プレイも可能ですね。
ただSUPABOYのテレビ出力はAV端子のみ。
現代のテレビにそのまま接続することはできません(変換器を使えばできます)し、画質もやっぱりHDMI接続よりは劣ってしまいます。
なのでSUPABOYがオススメなのは「スーファミを手軽に携帯プレイしたい」「スーファミを寝転がりながらやりたい」みたいな”携帯プレイメイン”の人。
”テレビプレイメイン”で遊びたい人は16BIT POCKET HDMIはレトロフリークの方がいいと思います。
ただこの価格で性能も画質音質も携帯性も優れていますし、レトロゲーム界では人気の互換機でもあるので、初心者の「初めての互換機」にはぴったりの機種ですよ!
こんな人にオススメ!
・スーファミを携帯プレイしたい人
・高画質高音質でプレイしたい人
互換機に関する疑問に答えます

画質はどれが1番良いの?
不具合はないの?
互換機って違法じゃないの?
結局、3つのうちどれ買えばいい?
・スーファミを高画質高音質でプレイしたい!⇨ | レトロフリーク |
・スーファミを携帯プレイしたい!⇨ | 16BIT POCKET HDMI |
・スーファミを携帯プレイしたい!できれば安く!⇨ | SUPABOY |
オススメのスーファミ互換機まとめ
ということでこの記事では、
オススメのスーファミ互換機を3つ紹介してきました。
それぞれ微妙に特徴が異なるので、自分に合った機種を選んでみてくださいね。
商品名 | 価格 | 購入する | 特徴 | 良い点 | 悪い点 |
![]() SUPABOY オススメ1位 | ¥13,800 | Amazon 楽天市場 駿河屋 | 「スーファミを携帯プレイできる人気機種」 | ・携帯プレイ、テレビ出力どちらもできる ・純正コントローラ接続可 ・画質も音質も良い ・フル充電で10時間駆動 | ・テレビ出力時HDMI不可 ・純正コントローラ接続時やや遅延あり ・本体がでかい(けどSwitchより軽量) |
![]() 16BIT POCKET HDMI オススメ2位 | ¥17,380 | Amazon 楽天市場 駿河屋 | 「HDMI対応の携帯互換機」 | ・携帯プレイ、テレビ出力どちらもできる ・ワイヤレスコントローラ2個付属 ・HDMIでテレビ出力可能 | ・携帯プレイ時の画質が良くない ・本体がでかくて重い ・「SUPABOY」より高い |
![]() レトロフリーク(SFC用) オススメ3位 | ¥17,490 | Amazon 楽天市場 駿河屋 | 「機能性、画質とも最強の互換機」 | ・好きな所で中断できる「クイックセーブ機能」 ・MicroSDにゲームをインストールできる ・HDMI出力可能 | ・携帯プレイ不可 |
個人的にはトータルでのコスパが高い「SUPABOY」がオススメです。
スーファミを携帯プレイしたい人はまずこの機種で間違いなし。
個別記事でレビューもしてるので気になる人はチェックしてみてくださいね↓