【ネタバレなし】「トップガンマーヴェリック」の感想。超絶爽快なエンタメ作品。

2022年6月19日

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評判の「トップガンマーヴェリック」観てきました。

取り急ぎお伝えしておくと、

この映画は絶対に映画館で観てください。

もうマジで凄いです。
迫力も凄いし、音響も、登場人物たちもバカみたいにカッコいいしとにかく最高。

特に音速を超えたドッグファイト(戦闘シーン)は超絶爽快。

僕は前作を観ていないにわかファンですが、
「トップガン」がこんなにカッコよくてロマン溢れる超絶爽快エンタメだとは思いませんでした。

本記事は、
前作を観ていないにわかファンの僕による「トップガンマーヴェリック」のネタバレなしの感想です。

僕と同じく「前作を観ていないけどこの映画気になっている」という人はぜひ参考にしてください。

ちなみにこの作品、
僕のように前作を見ていなくても十分楽しめる作品ではあるんですが、あらかじめ前作を観ておくことに越したことはないです。

というかこの映画を10倍楽しむには、
絶対に前作「トップガン」を観ておいた方がいいです。なぜなら僕は”観ておけばよかった”と後悔しているから（笑）

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トムクルーズの意地、ハリウッド映画の意地を感じた作品

公式サイトより引用

僕が「トップガンマーヴェリック」を観る前の事前知識は↓の通りです。

トムクルーズが出てる戦闘機の映画
なんか凄いパイロットの集団の話
その集団の名前が「トップガン」

こんな鼻くそみたいな事前知識でこの映画を観ました。

結果、事前知識なしでも2時間ずっと大興奮できるほどには熱狂したものの、
やっぱ前作を観ておけばもっと感情移入できたのに・・・と思う箇所も多々ありましたね。

まあそれは僕が前作を予習せずに観に行ったのが悪いんですが。

ちなみに、前作をおそらくリアルタイムで観たであろう近くに座っていたおじちゃんはクライマックスのシーンで号泣していました（ずっと鼻水啜ってた）

なんとこの作品、
前作が公開されたの36年前なんですって。

きっとおじちゃんずっと待ってたんだね。

僕はこのおじちゃんが啜り泣く姿を見てもらい泣きしましたよ。

監督の自殺とコロナによる公開延期

「CNN.co.jp」より引用

おじちゃんが啜り泣くのも無理ありません。

日本でも大ヒットを記録した「トップガン」の続編は、誰もが期待していました。

しかし、前作の監督トニー・スコット氏が2012年に自殺したとき、続編化は無くなったとみんなが思ったんですね。

そこで立ち上がったのが主演のトムクルーズ。
自ら続編の制作権を持っていた彼は、監督の死から10年をかけて続編「トップガンマーヴェリック」を作り上げました。

悲劇を乗り越えていよいよ続編公開！という時に訪れたコロナによるパンデミック。

例によって公開直前の延期。しかも二度。

結局、2019年に公開予定だったのが2022年まで先延ばしされました。
同作が公開されたのは前作から36年もの歳月が経ってからになったわけですね。

もう、ファンはずっとずっと待ってたんでしょう。

僕は平日のお昼に観に行ったんですが、
僕以外のお客さんは全員50代〜60代のおじちゃんおばちゃんたち。

みんな若い時に熱狂した「トップガン」の続編を待っていたんだなと思うと、にわかファンの僕は胸が熱くなりましたね。

度重なる試練に襲われながらもなんとか公開にまでこぎつけたのは、もはや主演のトムクルーズの意地と言っていいでしょう。

撮影された映像は驚愕の800時間超え

この作品、1番の見どころは実際の戦闘機を使用した飛行シーン。

グリーンバック不使用。
俳優を本物の戦闘機に乗せて撮影した飛行シーンは、もうマジで凄えです。

この飛行シーン観るだけでもこの映画を観る価値ありますよ。

監督のジョセフ・コシンスキーによると、
映画のために撮影された映像は驚愕の800時間越え。

「1日に12〜14時間の撮影を行なったとして、いい映像として得られるのは30秒ほどかもしれません（中略）『ロードオブザリング」三部作を全部合わせたくらいの映像を撮影しました。映像は800時間あったと思います」(ジョセフ・コシンスキー)

引用：『トップガンマーヴェリック』では800時間分の映像が撮影された「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の総撮影時間に匹敵

とんでもない量を撮影した中から選りすぐりを集めたのがこの映画の飛行シーン。

僕はもうあまりにも迫力凄すぎて、カッコ良すぎて、
「これがCGなしのハリウッドの底力か・・・」と思いました。

あの飛行シーンをみてワクワクしない男子は絶対いません。

「トップガンマーヴェリック」ネタバレなしの感想

ではここからは、
「トップガンマーヴェリック」を観た僕の感想を詳しく書いていきますね。

要約すると、

戦闘シーンかっこよすぎ。
登場人物みんなかっこよすぎ。
終始、最高すぎ。爽快すぎ。

ってところですね。

ドッグファイト(戦闘シーン)が最高すぎた。かっこよすぎた。

飛行シーンがとにかく凄いのは前述の通りなんですが、
中でも敵との戦闘シーン(ドッグファイト)が最高すぎました。

なんですかあれ、かっこよすぎなんですけど。

単純に映像としての迫力が凄いのはもちろん、
死と隣り合わせのリアルさや、アメリカ人独特のユーモアなんかも描かれてて。

語彙力ないけど最高なんですよ。
あんなんカッコよすぎますって。もう観て。劇場で観て体感して。

登場人物がみんなアメリカすぎ。そこがかっこよすぎ。

「トップガンマーヴェリック」はアメリカ海軍のお話というだけあって、この映画には通底してずっと「アメリカ感」が漂ってます。

でっかいグラサンかけて、でっかいバイク走らせてるトムクルーズのかっこよさたるや。

それ以外にも嫌味ったらしいライバルや、皮肉ばっか言う上官がいたり。
酒場で酒飲んで歌ってダーツして、2回目のデートでセックスしちゃう感じとかもう全部アメリカ感満載。

本国では前作の公開以降、空軍に志願する人が急増したそうです。
この映画に通底してある「男らしさ」「かっこよさ」は観る人を虜にするんでしょうね。

なんだか分かりますよ、その気持ち。
僕も帰りの車では日差しも出てないのにサングラスかけちゃいましたから。

終始、最高。頭空っぽにして楽しめる超絶爽快エンタメ。

この映画を一言で表現するなら「超絶爽快エンタメ」です。

飛行シーンが終始、最高。
そして爽快。

映画館の座席がコックピットになったと錯覚しちゃうぐらい、
戦闘機のシーンが超絶リアルに描かれています。

頭空っぽにして楽しめるエンタメですよ。

特に印象深かったシーン

「パイロットはいらなくなるかもしれない、でも今日じゃない」

特に印象に残ったシーンがあります。

序盤のシーンで、
上官に「AIの進化によっていずれパイロットは必要なくなる」と言われたマーヴェリックの

「確かにそうかもしれない、でもそれは今日じゃない」

っていうセリフ。
なにそれカッコよすぎ。漢すぎ。抱かれたい。

結果、
彼はAIに到底再現不可能な神がかり的な飛行テクニックを披露しまくります。

詳しく書くとネタバレになっちゃうので控えますが、
彼の飛行テクニックが余すとこなく披露される”あのシーン”は特に見どころですよ。

「トップガンマーヴェリック」を10倍楽しむ方法

ということで、
ここまで「トップガンマーヴェリック」のネタバレなしの感想を書いてきました。

冒頭でもちらっと書きましたが、
この映画を10倍楽しむためには絶対に前作の「トップガン(1986年)」を観ておくべきです。

僕は本作のあとに前作を観たんですが、
「あ〜！あいつとは前作ではこういう関係だったのか！」とか「あのシーンって前作のオマージュだったのか！」という気付きが多かったです。

前作を観てない僕でも十分に楽しめましたが、
やはり前作から引き続き登場するキャラクターなんかも多いので、予習の意味でも観ておくべきですね。

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