ちょっぴり取っ付きにくいイメージのある音楽ジャンル「プログレッシブロック」
通称・プログレですが、
みなさんどんなイメージをお持ちでしょうか?
曲が長い?構成が複雑?難しそう?
確かにプログレにはそういう楽曲が多いのも事実です。
ただ、プログレは深く深く掘っていけばいくほどハマってしまう「沼ジャンル」
僕も最初はプログレというジャンルを「長いし難しいしよく分からん」という理由で敬遠していました。
[chat face=”nGN2VJLR_400x400-1.jpg” name=”ねここしゃん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]食わず嫌いってやつだ。[/chat]
ただ、本記事で紹介するいわゆる「プログレの名盤」と呼ばれるアルバムから聴いてみると、徐々にプログレの魅力が分かるようになったんです!
プログレを敬遠していた僕も、今ではどっぷりとプログレ沼に使ってしまっています(笑)
[chat face=”nGN2VJLR_400x400-1.jpg” name=”ねここしゃん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]プログレ、聴けば聴くほど奥が深いんやで。[/chat]
ということで本記事では、
プログレ初心者はこれを聴いておけば間違いなし!というプログレの名盤を5枚紹介していきたいと思います!
今回、あえて5枚に絞ったのはあまり多く紹介しすぎても途中で挫折してしまうと思ったからです(ただでさえプログレは長いのでね・・・)
本記事で紹介するプログレの名盤を聴けば、あなたもきっとプログレ沼にハマれると思いますよ!
[box02 title=”本記事の内容”]・プログレ初心者にお勧めのプログレの名盤5選[/box02]
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そもそもプログレってどんな音楽?
さて初心者向けプログレの名盤を紹介する前に、
「そもそもプログレってどういう音楽なの?」という人に向けて軽く解説しておきたいと思います。
元々はプログレは1960年代にイギリスで誕生した音楽ジャンル。
”プログレ”という言葉には「革新的・先進的な〜」という意味があります。
なんとなく難しくて取っ付きにくいイメージのあるプログレですが、
具体的には以下のような特徴があるんです。
- 「コンセプチュアル」
- 「大作主義」
- 「哲学的な詩」
- 「ハイカルチャー+カウンターカルチャー」
という4つの特徴です。
「いやそれでもよう分からん」という人さらに分かりやすく説明するならば、「プログレ」とはすなわち、
- アルバム全体として何らかのコンセプトを持っていて
- 1曲が10分〜20分近くあるものや
- 哲学的テーマを扱ったものが多く
- ロックにクラシックやジャズの理論を用いた音楽
ということになります。
[chat face=”nGN2VJLR_400x400-1.jpg” name=”ねここしゃん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]なるほど理解できた。[/chat]
より詳しく「プログレ」について知りたいという人は、下記の記事でさらに詳しく解説しているので合わせてご覧くださいませ。
https://nekokosyan-tasyumi-life.com/progressive-rock/
初心者向けプログレッシブロックの名盤5選
「プログレ」がどんな音楽なのかが分かったところで、
ここからはプログレ初心者が最初に聴くべきプログレの名盤を5枚紹介していきます!
今回は、「4大プログレバンド」と呼ばれるバンドを中心に名盤を5枚選出しました。
どのアルバムもプログレにおいては定番中の定番で、初心者はまずこの5枚を聴いておけば間違いないですよ〜!
[chat face=”nGN2VJLR_400x400-1.jpg” name=”ねここしゃん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]まずは定番で勉強だ。[/chat]
キング・クリムゾン/クリムゾン・キングの宮殿
[chat face=”nGN2VJLR_400x400-1.jpg” name=”ねここしゃん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]プログレといえばまずはこのアルバム。[/chat]
まずはプログレ4大バンド1組目キング・クリムゾンから『クリムゾン・キングの宮殿(In The Court Of The Crimson King』
もうプログレ名盤の定番中の定番!
このジャケ写はめちゃくちゃ有名ですよね。
キング・クリムゾンのこのアルバムによってプログレッシブロックの道が開けたと言われています。メロトロンを使用した壮大な音楽や、クラッシックやジャズの要素を果敢に取り入れ、ロックの可能性を押し広げることとなりました。
キンクリの宮殿はもはやプログレの教科書。
プログレ初心者はまずはこのアルバムから聴いてみましょう。
ピンク・フロイド/狂気
[chat face=”nGN2VJLR_400x400-1.jpg” name=”ねここしゃん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]僕がプログレにハマったきっかけでもある名盤中の名盤。[/chat]
プログレ4大バンド2組目はピンク・フロイドから『狂気(The Dark Side of the Moon)』
このジャケット写真も超有名ですよね!プログレの名盤中の名盤です。
ちなみに僕が初めて聴いたプログレのアルバムもこのピンクフロイドの「狂気」でした。
このアルバム、プログレッシブ・ロックという特殊な音楽ジャンルであるにも関わらず、世界で歴代2番目に売れたアルバムなんです。何千何万という世界のアルバムの中で2番目に売れたんですよ!?凄くないですか??(ちなみに世界で1番売れたのはマイケルジャクソンの『Thriller(スリラー)』です)
めちゃめちゃ売れたというだけあって、このアルバムはプログレでありながら凄く聴きやすいんですよね。だから初心者のプログレ入門としては欠かせないです。
1曲1曲もプログレにしては短く、キャッチーな曲もあったり、ありとあらゆるSEが使われていたりと、初めて聴く人でも一発で楽しめるアルバムだと思います。
最初から最後まで、退屈せずに聴き通せる正真正銘の名盤ですよ!
ピンクフロイド/原子心母
[chat face=”nGN2VJLR_400x400-1.jpg” name=”ねここしゃん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]世界一有名な牛のジャケットだね。[/chat]
ピンク・フロイドからもう一枚『原子心母(Atom Heart Mother)』をご紹介。
このアルバムもプログレ入門としては欠かせません。
この牛のジャケット写真は超有名ですよね。もはや世界一有名な牛かもしれませんね(笑)
「原子心母」というインパクトのある邦題は、
原題のAtom=原子、Heart=心、Mother=母をそのまま直訳したものです。
このアルバムはなんと言っても1曲目の「Atom Heart Mother」
レコードの片面を全て使った23分に及ぶ超大作。
ストリングスの旋律とキーボードの音色はまさにプログレの音そのものです。歌詞なしのインスト曲ですが、聴き終えた後には映画をひとつ見終えたかのような壮大さですよ!
ちなみに2曲目以降は意外と普通のフォークナンバーだったりするのも面白いですね。1曲目の壮大さとの高低差にやられますよ(笑)
イエス/危機
[chat face=”nGN2VJLR_400x400-1.jpg” name=”ねここしゃん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]This is 超絶技巧。[/chat]
プログレ4大バンド3組目はイエスから『危機(Close To The Edge)』をご紹介。
イエスは他のプログレバンドと比較しても特に演奏技術が高いと言われていて、このアルバムでもその超絶技巧っぷりを発揮しています。スティーブ・ハウの技巧的なギタープレイ、クリス・スクワイアの気持ちの良いベースライン、たまらんです。
1曲目はレコードの片面全部使った大作「Close To The Edge」
穏やかな水のせせらぎで始まったかと思えば、鬼気迫るギターサウンドが炸裂!途中はオペラ調になったりシンセの超絶技巧が入ったり、そして最後はまた水のせせらぎで終わるという・・・。もう大作of大作。
このアルバム、
B面もいいんですがやっぱり聴きどころは1曲目の「Close To The Edge」ですね。
エマーソン・レイク&パーマー/恐怖の頭脳改革
[chat face=”nGN2VJLR_400x400-1.jpg” name=”ねここしゃん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]壮大すぎてもはやRPGのサントラ。[/chat]
プログレ4大バンド最後はエマーソン・レイク&パーマー(EL&P)から『恐怖の頭脳改革(Brain Salad Surgery)』です。
このバンドはプログレバンドでは珍しい3人体制のバンドで、しかも編成がドラム・ベース・キーボード。なんとギターがいないバンドなんですね。
キーボードのキース・エマーソンは「ギターがいなくても俺たちはここまでできるんだ!」という熱い想いを持った人で、実際彼の影響で後のキーボーディストの地位が高まることとなりました。
そんな珍しいバンド体制のELP。マジで凄いですよこのアルバム。
初めて聴いた時、大袈裟ではなくまじで凄すぎて笑ってしまいました(笑)
1曲目からものすごい壮大な世界観なんですが、もはや壮大すぎてファイナルファンタジーのサントラかな?と思ってしまうほど(笑)
このアルバム最大の聴き所はキース・エマーソンのシンセサイザーなんですが、もう超絶技巧もいいところ。次から次へといろいろなシンセの音が鳴っていて、この時代のこんなに煌びやかな音像があったのか!と驚かされます。
一発で魅了されてしまうようなパンチ力のある名盤です。
おわりに
本記事ではプログレ初心者が最初に聴くべきプログレの名盤を5枚紹介しました。
どれもプログレ界では定番中の定番ばかり!
とりあえずこの5枚を聴いておけば、きっとプログレの魅力に気付けるはずですよ。
この5枚の名盤でプログレにハマれたら、次は4大プログレバンド以外のアルバムもぜひ聴いてみてくださいね。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
https://nekokosyan-tasyumi-life.com/psychedelic-best10/